ぴったりサイズのアクリル製ふたはどこで買える?
まるで自然の水景を切り取ったかのような美しさを水槽の中に展開する「アクアリウム」が大流行中です。熱帯魚などの魚や水草などを飼育する楽しさに加え、美しい世界を展開することで癒やされる人が増えているのです。そんなアクアリウムにこだわっていくうちに、ふたが欲しいと考える方も多いはずです。そんな人のために、今回はふた選びのコツやイチオシのアクリル製のふたについて解説していきます。
1. アクアリウム水槽にふたは必要か?
そもそも、アクアリウム水槽に、ふたは必要なのでしょうか。現在は、上面開放型の水槽が主流となっています。それでもふたを敢えて購入する人が多いのはなぜなのでしょうか。1-1. エアレーションの水はねが気になる
水中に酸素を送るエアレーションは、一般的に「ブクブク」などと呼ばれているものです。なくてはならないエアレーションですが、どうしてもブクブクと気泡ができる時に水がはねてしまうのが気になる人も多いのです。水槽周りが濡れてしまうと拭く手間がかかり、周りに置くものも限られてしまいます。
1-2. 熱帯魚が飛び出してしまうことがある
熱帯魚が跳ねて、何かの拍子に飛び出してしまうことも十分考えられます。ふたがあればそのような事故を防げるのです。
1-3. 周辺機器に水がかかってしまう
エアレーションの水はねは、照明などの周辺機器にも悪影響です。とくに照明のサビは気になってしまうものです。ふたがあれば周辺機器を水はねから守ることもできるのです。
2. 理想的なアクアリウム水槽のふたとは?
それでは、理想的なアクアリウム水槽のふたとは、どのようなものなのでしょうか。2-1. サイズがぴったりなもの
サイズがぴったりなことで、湿気や水の蒸発が防げます。周囲の家財やインテリアが濡れたりカビが生えてしまったりするのも、ふたのサイズがぴったりなら防ぐことが可能です。細長く小さな体の魚が飛び出してしまうのも、すき間があるのが原因です。万一地震があった際に魚たちが飛び出してしまう惨状も十分考えられます。そのような最悪の事態も防げるのは心強い限りです。
2-2. 配線を通せるもの
機材を多く使う水槽の場合は、配線を通しやすいふたがベストです。とくに深海魚の水槽や水草水槽は配線があれこれ増えがちです。そのような配線があると、どうしてもふたがぴったり閉まらなくなってしまいます。ふたがきれいに閉まっていないと水はねや魚が逃げる原因になるだけでなく、観賞用としても気になるところです。配線を通す穴があけられているふたなら、配線があってもふたがきれいに閉められます。
2-3. 透明度が高いもの
アクアリウムは観賞用としての美観も重視する人が多いのではないでしょうか。その際にふたが悪目立ちしてしまうのは避けたいものです。透明度が高ければ、ふたの存在感は無くすことができます。 透明度が高いことで、水草に日光や照明の光をしっかり当てられるのもメリットです。光が当たるかどうかは、水草や魚たちの成長や発色にも関わるので、遮光性の無いものがベストです。
2-4. 傷つきにくいもの
傷つきやすい素材だと、傷が目立ってしまい見た目に悪いだけでなく、傷に汚れが溜まりやすく不衛生になってしまいます。アクアリウムはとくに水気が多いため、傷からカビが繁殖してしまうことになりがちです。
3. アクアリウム水槽のふたに最適な素材とは?
アクアリウム水槽のふたにするのに最適な素材は、どのようなものなのでしょうか。それぞれの素材にメリットとデメリットがあります。
3-1. アクリル
アクリルは、割れにくく強度が高いのが魅力です。しかもガラスに比べて軽く、加工のしやすさにも優れています。プラスチックや塩ビのものに比べて強度もあり、アクアリウム水槽のふたには最適な素材だと言われています。ただし穴を開けたり曲線にしたりといった加工は難しく、自作するには向いていません。
3-2. ガラス
透明度や耐久性も優れ、傷もつきにくいのがガラスの長所です。ただし重さがあり割れやすい、穴を開けるなどの加工がしづらいのは難点です。
3-3. プラスチック
価格がリーズナブルで手に入りやすいプラスチックは、カッター・ハサミなどで加工するのも簡単です。ただしたわみやすく、傷もつきやすい素材です。
3-4. 塩ビ
ホームセンターなどで気軽に手に入り加工しやすい塩ビ素材のものは、自作したい人にもおすすめの素材です。たわみやすく安定性に欠ける点、傷つきやすく透明度が下がりがちな点はデメリットです。
4. アクリル製のふたはどこで買えるのか?
アクリル製のふたは、強度があるにもかかわらず軽量で割れるなどの心配も不要なのでアクアリウムの水槽のふたにするのにおすすめの素材です。ただし自分で加工するのは難しい素材でもあります。どこで購入すればいいのでしょうか。 真っ先に思い浮かぶのはアクアリウム用品の専門店でしょう。アクアリウム用品が豊富にそろうので、水槽のふたも購入可能です。ただし、自宅のアクアリウム水槽に合わせたものを欲しいと考えている人には、なかなか思うものが見つからないことも多々あります。
そんな人におすすめなのが、アクリル専門店です。アクリルのケースやコレクションケースをはじめとしたアクリルの加工品を販売していて、自分の好みのサイズにオーダーもできるのが特徴です。自宅の水槽のサイズに合わせ、好みの場所に配線の穴を開けてもらうなどしてもらえます。
5. まとめ
アクアリウムは、水槽内の魚たちを飼育する楽しみに加えて見た目の美しさも重要です。美しさを損なわずに機能性にも富んだふたがあると、よりアクアリウムの世界を楽しむことができるでしょう。そんな人にイチオシなのが、強度があって扱いやすく、透明度も抜群のアクリル製のふたです。 オーダーメイド・特注サイズのアクリル製品を幅広く取り扱っている「有限会社エース工房」では、アクアリウム用品のオーダーもお受けしております。水槽の壁面上部に引っ掛ける形状にしたふたは、安定感抜群だと好評をいただいております。配線の穴もきれいに加工いたします。お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。